第V部、人間発達の物質的基礎と障害児教育の内容・方法への視座

      ―A・R・ルリアの神経心理学と自然科学的認識の到達段階―

 V‐A

  1995.12(さんわ、98号)
  
研究雑話36.人間発達の物質的基礎(1):
         はじめに、人間についての自然科学的認識、セガンと現代。

 V‐B

  1996. 1(さんわ、99号)
  
研究雑話37.人間発達の物質的基礎(2):
         「心練学」の基礎を求めて(1)、アメリカでの川田貞治郎の苦悩。

  1996. 2(さんわ、100号)
  
研究雑話38.人間発達の物質的基礎(3):
         「心練学」の基礎を求めて(2)、描画能力発達への川田の着眼。

 V‐C

  1996. 3(さんわ、101号)
  
研究雑話39.人間発達の物質的基礎(4):
         A・R・ルリアの神経心理学の優位性。

  1996. 4(さんわ、102号)
  
研究雑話40.人間発達の物質的基礎(5):
         とりまとめ役としての第一機能ユニット(覚醒水準、トーヌス)。

  1996. 5(さんわ、103号)
  
研究雑話41.人間発達の物質的基礎(6):
         神経回路の結びつき、層状構成のもとでの柱状配列による生後発達。

  1996. 6(さんわ、104号)
  
研究雑話42.人間発達の物質的基礎(7):
         抗重力のもとでの対称性原理、両眼視にみる脳神経系の成熟と機能。

  1996. 7(さんわ、105号)
  
研究雑話43.人間発達の物質的基礎(8):
         抗重力のもとでの喚気と発声、左右と遠近、手指の開き(4ヶ月)。

  1996. 8(さんわ、106号)
  
研究雑話44.人間発達の物質的基礎(9):
         なんだろう、新奇場面での静止(=賦活)と快・不快による同期。

  1996. 9(さんわ、107号)
  
研究雑話45.人間発達の物質的基礎(10):
         脳のなかの内なる他者、もう一人の自分との対話=自我の形成。

 V‐D

  1996.10(さんわ、108号)
  
研究雑話46.人間発達の物質的基礎(11):
         知覚と行為(1)、コースのブロック課業(2つに分ける力の形成)。

  1996.11(さんわ、109号)
  
研究雑話47.人間発達の物質的基礎(12):
         知覚と行為(2)、定位を媒介とした形態視系と空間視系の相互作用。

  1996.12(さんわ、110号)
  
研究雑話48.人間発達の物質的基礎(13):
         知覚と行為(3)、砂場で遊べる子どもが《まる》を描けるということ。

  1997. 1(さんわ、111号)
  
研究雑話49.人間発達の物質的基礎(14):
         知覚と行為(4)、鏡配置の修正、上下・左右から対角線的な見比べ。

 V‐E

  1997. 2(さんわ、112号)
  
研究雑話50.人間発達の物質的基礎(15):
         コトバと叙述(1)、関係の叙述(範列関係・パラディグマ)。

  1997. 3(さんわ、113号)
  
研究雑話51.人間発達の物質的基礎(16):
         コトバと叙述(2)、文脈の叙述(連辞関係・シンタグマ)。

  1997. 4(さんわ、114号)
  
研究雑話52.人間発達の物質的基礎(17):
         コトバと叙述(3)、発声の音響学(反復、模倣、定位)。

  1997. 5(さんわ、115号)
  
研究雑話53.人間発達の物質的基礎(18):
         コトバと叙述(4)、等時性拍音形式(二語文への移行)。

  1997. 6(さんわ、116号)
  
研究雑話54.人間発達の物質的基礎(19):
         コトバと叙述(5)、対話の韻律(拍節二音のリズム)。

  1997. 7(さんわ、117号)
  
研究雑話55.人間発達の物質的基礎(20):
         コトバと叙述(6)、フレーズの生成は「付属語」とともに。

  1997. 8(さんわ、118号)
  
研究雑話56.人間発達の物質的基礎(21):
         コトバと叙述(7)、素材や道具への定位(外言による内言化)。

  1997. 9(さんわ、119号)
  
研究雑話57.人間発達の物質的基礎(22):
         コトバと叙述(8)、音読の世界(「音節量」の調べ)。

  1997.10(さんわ、120号)
  
研究雑話58.人間発達の物質的基礎(23):
         コトバと叙述(9)、「くりこ」から(機能的肢位の調べ)。

 V‐F

  1997.11(さんわ、121号)
  
研究雑話59.人間発達の物質的基礎(24):
         リズムと同期(1)、ヴィゴツキーとルリアの出発点。

  1997.12(さんわ、122号)
  
研究雑話60.人間発達の物質的基礎(25):
         リズムと同期(2)、二つの流れのなかでの予期的準備設定。

  1998. 1(さんわ、123号)
  
研究雑話61.人間発達の物質的基礎(26):
         リズムと同期(3)、外言による「予期的準備」能の形成。

  1998. 2(さんわ、124号)
  
研究雑話62.人間発達の物質的基礎(27):
         リズムと同期(4)、《まるのなかにまる》を描ける子ども。

  1998. 3(さんわ、125号)
  
研究雑話63.人間発達の物質的基礎(28):
         リズムと同期(5)、交互開閉動作の秘密、伸筋による準備。

  1998. 4(さんわ、126号)
  
研究雑話64.人間発達の物質的基礎(29):
         リズムと同期(6)、「手で聞き、足で歌う」ということ。

  1998. 5(さんわ、127号)
  
研究雑話65.人間発達の物質的基礎(30):
         リズムと同期(7)、目と目があって、4ヶ月児の微笑み。

 V‐G

  1998. 6(さんわ、128号)
  
研究雑話66.人間発達の物質的基礎(31):
         論議(1)、胎芽・鰓弓神経にみる脳幹運動系の発生原理。

  1998. 7(さんわ、129号)
  
研究雑話67.人間発達の物質的基礎(32):
         論議(2)、腕わたりのもとでの《息とめ》と両眼視機能。

  1998. 8(さんわ、130号)
  
研究雑話68.人間発達の物質的基礎(33):
         論議(3)、四歩に三拍、直立二足による自分のリズムの形成。

  1998. 9(さんわ、131号)
  
研究雑話69.人間発達の物質的基礎(34):
         論議(4)、脳幹運動系の習熟と「予期的準備」の不連続。

  1998.10(さんわ、132号)
  
研究雑話70.人間発達の物質的基礎(35):
         論議(5)、形式的な部分と心をこめた部分の対立と同一。

  1998.11(さんわ、133号)
  
研究雑話71.人間発達の物質的基礎(36):
         論議(6)、作業記憶における空間的なものと文脈的なもの。

  1998.12(さんわ、134号)
  
研究雑話72.人間発達の物質的基礎(37):
         論議(7)、作業記憶は韻律にのせて、自閉症児の音韻ループ。

  1999. 1(さんわ、135号)
  
研究雑話73.人間発達の物質的基礎(38):
         論議(8)、問題の所在、拍節二音における「裏拍」の調節。

  1999. 2(さんわ、136号)
  
研究雑話74.人間発達の物質的基礎(39):
         論議(9)、問題の所在、視空間メモにおける基底線の描出。

  1999. 3(さんわ、137号)
  
研究雑話75.人間発達の物質的基礎(40):
         論議(10)、問題の所在、付点八分音符での相互引き込み。

  1999. 4(さんわ、138号)
  
研究雑話76.人間発達の物質的基礎(41):
         論議(11)、課題の設定、「用途」を基礎にイデーにまで。

 V‐H

  1999. 5(さんわ、140号)
  
研究雑話77.人間発達の物質的基礎(42):
         結び(1)、活動を媒介とした意志の自由と客観的必然の制限。

  1999. 6(さんわ、141号)
  
研究雑話78.人間発達の物質的基礎(43):
         結び(2)、自分のリズムで自分のことばを!解放系の原理。

  1999. 7(さんわ、142号)
  
研究雑話79.人間発達の物質的基礎(44):
         結び(3)、「なんで」を支えに文法構造(動詞句)の習熟。

  1999. 8(さんわ、143号)
  
研究雑話80.人間発達の物質的基礎(45):
         結び(4)、拍節・330ミリ秒、2小節での韻律生成回路。

  1999. 9(さんわ、144号)
  
研究雑話81.人間発達の物質的基礎(46):
         結び(5)、擬音・擬態語の利用による韻律生成回路の増強。

 V‐I

  1999.10(さんわ、145号)
  
研究雑話82.人間発達の物質的基礎(47):
         おわりに、自分でつくれば「わざ」になる(エスプリの構造)。